







台風11号の直撃を受け、無念の中止。
開演予定の時間は台風の目に入った頃だっのだろうか、夕日が見えるほど天候がよかった。
会場に訪れた人からは「なんで?」の声があがっていたが、午後8時頃には猛烈な吹き返しの風。
本当に残念だったが中止の決断は正解だった。
芹洋子さんがCDリリースした「いま、地球(ふるさと)が美しい」を披露してくれるはずだった。
・ 開催予定日/平成2年8月10日
・ 出演予定/服部克久と音楽畑オーケストラ、T-SQUARE、タイムファイブ、マリーン、 芹洋子、サーカス
「新潟の夕日」を広く情報発信するため、コンテストの対象を全国へ。
・ 応募点数/902点(25都道府県より)
新井満さん、服部克久さん、芹洋子さんを招き、夕日をキーワードに新潟の未来を考えた。
ロシア・ハバロフスクで行われたアムール川花火大会に実行委員会が参加。
ハバロフスク市民と交流を深めた。
前年の悔しさ、そしてその反省から、雨天の場合は翌日順延とすることを決定。
費用的なリスクはあるが市民の夏の楽しみとしての夕日コンサートを出来る限り実施できるようにした。
また、今までにない多彩なゲストを招いた。
その甲斐あってか、夕日がきれいな顔を見せてくれた。実行委員の目にはうっすらと涙が・・・。
・ 開催日/平成3年8月10日
・ 会 場/新潟市青山海岸
・ 出 演/服部克久と音楽畑オーケストラ、財津和夫、松崎しげる、タイムファイブ、芹洋子、ジァ・パンファン、サーカス、 夕日の市民合唱団
・ 来場者数/50,000人
・ 応募点数/850点(42都道府県より)
村松友視さん(作家)を迎え、第2回目のフォーラムを開催する。
夕日をテーマに、新潟市出身の造形作家「田中正弘」さん作のモニュメント「風門」を寄居浜に設置。
7回目を迎えた夕日コンサート。新潟の夏のビッグイベントとして、すっかり定着してきた。
日本海と夕日、砂浜の上で聴く良質の音楽は、他では体験できない新潟だけのものだろう。
・ 開催日/平成4年8月10日
・ 会 場/新潟市青山海岸
・ 出 演/服部克久と音楽畑オーケストラ、南こうせつ、由紀さおり&安田祥子、サーカス、夕日の市民合唱団
・ 来場者数/55,000人
・ 応募点数/467点(29都道府県より)
この年は風の強い天候。ステージの屋根のシートは切れるわ、砂は舞い上がるわで、
お客さんにも出演者にもコンディションは良くなかったが、みんなでコンサートを盛り上げてくれた。
・ 開催日/平成5年8月10日
・ 会 場/新潟市青山海岸
・ 出 演/服部克久と音楽畑オーケストラ、加山雄三、大橋純子、サーカス、夕日を歌う市民合唱団にいがた
・ 来場者数/58,000人
・ 応募点数/554点(36都道府県より)
新潟大学の樋口忠彦 教授を講師に迎え、県下初の夕日ネットワークへの試みとして開催した。
この年は、新潟アジア文化祭との共催で「アジア」をキーワードに開催。
海外からのゲストと日本のアーティストの素晴らしいコラボレーションが繰り広げられた。
動員数も過去最高を記録する。会場には三菱オーロラビジョンが導入された。
・ 開催日/平成6年8月10日
・ 会 場/新潟市青山海岸
・ 出 演/服部克久と音楽畑オーケストラ、ザ・ブーム、ディック・リー、加藤登紀子、アイジン、我如古より子、マリベス、マニアム、 夕日を歌う市民合唱団にいがた
・ 来場者数/72,000人
・ 応募点数/810点(46都道府県より)
2つめのキャンペーンソングをの歌詞を募集。
928点もの応募の中から、新潟市の岡沢真知子さんの詞が選ばれた。
補作詞はザ・ブームのプロデューサー佐藤剛さん、作曲はディック・リーさんで「サンセット・モーメント」 が生まれた。
夕日サミットを全国へ!
萩屋薫 新潟大学名誉教授の記念講演の他、ディスカッションでは、北海道・山形・京都・福岡からのパネリストの方に参加していただいた。